ミシンとイタグレ3匹と

イタグレ3匹と暮らすハンドメイド好きの飼い主のおはなし

ワンコのお腹ピー事件(前編)

今日は少し前にワンコが体調を崩した話を書きたいと思います。

 

その日私は2階の部屋で犬服製作をしていました。
ワンコは1階のリビングでのみ過ごしていますので、2階はおろか別の部屋へ入れたこともありません。短毛種ですが犬毛が別の部屋にも広がるのは困りますし、安易にいろんな場所へ行く癖をつけたくないのでそうしています。

そしてミシン作業を終え、1階へ下りてきたらリビングが惨状に変わっていました。あちこちに柔らかめのウンピが散乱していたのです。ハァー、、、みんなすっかり大人のはずなのになんだこれは!と、その時は思っていました。そして三匹いるので誰が犯人か、誰が軟便なのかも分かりませんでした。

 

しばらく観察すると、どうやら犯人は纏(まとい3歳♀)だと分かりました。
この子の怖がりは本当に半端なく、なんの悪いこともしていない時でも飼い主がジッと見つめただけでも逃げ出します。飼い主がふと思いついて家の中で方向転換しただけでも、ビビって逃走します。もちろん飼い主は日常的に纏を追い回したことなどありません(笑)

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↑いつも泣きそうな顔の纏

 

そんな纏ですが身体はものすごく丈夫で、もうすぐ4歳になりますが空腹時に吐くこともせず、元気元気な犬生でした。ですから犬生初のお腹ピーでパニックだったのか不安だったのか、小さな声で『ピー、、、ピー、、、』と鳴きながら震えていました。

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↑初めてのお腹ピーで落ち込む纏


そしてお腹を下す時に自らの肛門付近がバリバリッと音を立てると、ビックリしてその音から逃れようと部屋中を走り回ります。走りながらまたさらにバリバリバリッ…さらに遠くへ走り…その結果リビングが惨状に。飼い主は『なるほどこれか』と納得すると同時に、部屋中にウンピがばら撒かれ続ける=掃除がえらいことに…という構図が頭に浮かんで半泣きになると同時に、さらに自分のお尻のバリバリ音からいちいちビクッとして必死に逃げ惑う姿がだんだん笑えてくるという、色々入り混じった本当に変な感情で途方に暮れていました。

 

お腹ピーの原因は一体何なのか。ピーピー鳴きながら震える姿も心配になり、いやでもこの子はいちいちビビリで大袈裟だからなぁ。でもでも少し様子を見て病院行こうかな、何か大変な病気だったらヤバイしなーなどと思っていました。
ウンピの後片付けをしていた飼い主の真横で、その様子を見守っていたはずの暖(のん5歳♀)のお尻からピーがスプレーみたいにシャーっと噴射し、申し訳なさそうな顔を飼い主に向けているのを見て『アンタもかいっ!』と思わず実際に声が出てしまい、頭の中でAIさんのStoryが流れました。

一人じゃないから〜♪

さらにサークルの中のトイレで棗(なつめ5歳♂)が嘔吐。この流れを見ると散々な状態かもですが、飼い主の中ではある意味大きな安堵感がありました。全員か、纏は重大な病気とかじゃなかったのがわかったから良かった。とりあえず何か当たったな。そう思ってさらにさらに部屋中を掃除することになりました。トホホ。

〜〜〜後編へつづく〜〜〜

 

もう全快してお昼寝中の纏。寝姿にも甘えん坊の末っ子ぶりが出ているような気がしています(笑)

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それでもパピー期と見比べると、全然大人になってるんだなぁって思いますけどね。

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色がうっすい(笑)